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2011年7月3日作成　2011年7月9日更新

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自作ECUの動作説明

気筒判別

どのシリンダーに点火・噴射したら良いかを判断するために、クランクアングルセンサーの出力信号から、現在のピストン位置を判断します。

クランクアングルセンサーの出力信号を見ればすぐにわかりますね。

• Neの立ち上がりでGがHなら1番か4番が上死点
• Neの立ち上がりでGがLなら3番か2番が上死点
• Neの立ち下がりでGがHなら1番が上死点

ということがわかります。3番と2番のどちらが上死点なのかを判断することは出来ませんが、クランクがさらに180度回れば1番か4番の上死点になるのでそこで決定できます。

実際のソースコード

rotetion_speed.c

  // Ne立ち上がり割り込み
  CYLINDERS++;
  if(CYLINDERS>4) CYLINDERS=1;
  if(CRANK_G==1) CYLINDERS=3;    // 1番上死点から数えて3番目（4番上死点）の意味


crank.c

  // Ne立ち下がり割り込み
  if(CRANK_G==1) CYLINDERS=1;	// 1番シリンダー上死点

拍子抜けするくらい簡単ですね。

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