2010年11月20日作成 2010年11月20日更新
2006年6月15日作業
また表示が出なくなったQY20を修理した。
表示が薄くなってきて、最終的にまったく表示が出なくなったんで、たぶん電解コンデンサだろうなぁと思って、テスターの抵抗レンジで周辺の電解コンデンサを充放電させて様子を見てみたけど、良否がわからない。いままで基板から電解コンデンサを外さずに良否が判った例は無いんだけど、外すのめんどくさいからいつもこんなことをしてしまう。
ボリュームからパターンを追ってみると、マイナスの電圧を作っているMAX680の外付けコンデンサが怪しいので4個とも外して充放電させてみたら、あきらかに赤丸を付けた電解コンデンサ2個の容量が抜けていた。
悪いところが判ったので、電解コンデンサを交換したら
直った。
(付いていたのは22μF 16V 面実装品。手持ちでたまたま22μF 35V があったんでそれを適当に付けた。MAX680のデータシートを斜め読みした感じだと耐圧12V以上で10〜100μFくらいの電解コンデンサならいいんでない?)
QY20は表示が出なくなる故障が多いようだけど、他のQY20もこれで直るかもね。
恥ずかしながら、コンデンサを外す時にパターンを切ってしまったので、ジャンパで対応。
裏蓋を開けたら、シールド板とメイン基板を共締めしているネジ2本を外す
シールド板をめくって、コネクタを3つ外すと
メイン基板がめくれるので、シールド板とkey基板を共締めしているネジ5本を外す
あとはネジ5本で
key基板が外れる
もし汚れとかで固着しているなら、表からボタンを押し込んでみると外しやすいかも?
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