2010年2月27日作成 2011年11月3日更新
2009年5月2日〜5月3日作業
トランスミッションを外せば、あとは配線・配管類を外してエンジンを吊ることができる。トランスミッションの着脱の経験があれば、エンジン着脱も問題なくできると思う。
トランスミッションの着脱の様子はクラッチ交換作業を参照。
3mの足場用単管を組んでエンジンを吊った。強度はずいぶんと余裕がある感じ。
エンジンを吊ったまま移動させる為に、台車の車輪(リフトテーブルの補修用 2個で1,500円くらいだった)でこんなのを作った。軽い力で移動でき大成功。
ヒーター側のパイプが銅か真鍮の柔らかい素材で、プライヤーで掴むと変形してしまうので、ヒーターホースを外すときにはカッターで切ってしまうとよい。
エンジン外してガラガラだ。
ガソリンの配管が行きと戻りの二本あるので、分からなくならないように印を付けておくとよい。
注意するのはそのくらいかな?
ガソリンホースを外すとガソリンがたくさん溢れてくるのかな?と思っていたけど、ガソリンの給油キャップを緩めておいただけで、ほとんどこぼれなかった。燃料ポンプを止めた状態でエンストするまでエンジンを回して、配管内の圧力を抜くのが本来の手順のようだ。
エンジンを外した後、清掃して錆止めを塗った。
朝7時ころから始めて、11時ころにエンジン下ろすところまでできた。順調だなーと思ってエンジン外さなきゃ見えないフロントメンバーあたりをPRO-15とシャシブラックで塗装したり、古いエンジンから新しいエンジンに部品の移植してたら、15時くらいになってしまった。
左側(助手席側)のエンジンマウントが付いているとエンジンがうまく収まらなかったので、いったん左側のエンジンマウントを外して、エンジンを納めてからエンジンマウントを付けた。
NB6のエキマニは、そのままではNA6に付かないので
NAとNBのフロントパイプを溶接で合体させてマフラーを付けた。
新しいエンジンを積み込んで、部品を付けていたら夜になってしまった。今までさわったことがなかった、スターターモータ周りに時間がかかったのと、エンジンとミッションがなかなかはまらなかった。
この状態で水道水とオイルを入れて、エンジンをかけてみた。
まず、クランク角センサーのコネクタを外してインジェクタが動かないようにして、プラグを外してセルを回してオイルを循環させる。20秒くらい?回すと油圧計の針が動いた。
クランク角センサーのコネクタをはめて、プラグを付けてセルを回すと、圧縮比が上がったせいか回転が重い。普段より少し長いクランキングでエンジンが始動した。自分で組み立てたエンジンがちゃんと動いた。エンジンが始動するのを確認した所で一日目終了。
翌日エンジンを始動してみたら、始動はするんだけどとても調子が悪い。回転が弱々しくてすぐ止まってしまう。クランク角センサーを動かして点火時期をずらしたら、アイドリングは普通にするようになったけど、スロットルを開くとエンストしてしまう。
なんでだろとエンジンルームを眺めてみたら、エアフロメーターのコネクタを挿し忘れていた。コネクタを挿したら問題なく動くようになった。よかった。
水を抜いてクーラントを入れて、エア抜きをするのにしばらくエンジンを回していたけど異常なさそう。ガソリンもオイルもクーラントも漏れがないみたい。
20kmくらい回転控えめで走ってみた。とっても普通。2000回転くらいからアクセルを踏み込んだときに、前のエンジンよりも少しトルクあるかな?という気がする。気のせいかも。圧縮比が 9.4から 10.0に変った効果が出てる?
エンジンの振動はだいぶ減った気がする。とてもスムーズに回ってる。ピストン削って重量合わせた効果と思うことにする。
('A`)