2011年12月15日作成 2011年12月15日更新
ユーノスロードスターの整備手順を、写真を交えてステップ・バイ・ステップで説明しています。ロードスターの購入を決めた時、車体を購入する前にこの本を購入しました。
車いじりをしたことはありませんでしたが、この本を読んだらタイミングベルトの交換を問題なく実施できました。
自分の持っている版では電気関係の記述が少なく、車体の配線図も載っていませんでした。今は改定されているかも?
英語ですが、今は無料の機械翻訳もあるのでなんとかなります。たぶん。
上の Enthusias's Shop Manual と同じような内容で、整備手順を写真入りで解説しています。Enthusias's Shop Manual よりも記述が簡潔で、慣れてくるとこちらのほうが見やすく感じました。簡単な車体の配線図も載っています。
クリアランスや締め付けトルクなどのサービスデータ(っていうのかな?)が、章のはじめに一覧表で載っているのがとても良いです。
自分の持っている版では、数値の表示がインチ・ポンド単位系なので SI単位系に変換する手間がかかります。
この本を見てエンジンを組み立てました。
この本も英語です。
ガソリンエンジンについて、とても詳しく解説されていてお勧めなのですが、入手困難なようです。amazon をチェックしているとたまに新品が定価で購入可能になることがあって、自分はその時(2009年)に購入しました。
定価以上の価格で古本を購入するほどの内容ではないように思います。新たにエンジンを開発する(笑)というのでなければ、下の「エンジンチューニングを科学する」の内容で十分に思います。
点火時期を進めたらどうなるとか、エキマニを交換したらどうなるとか、圧縮比を高くしたらどうなるというようなことを、103項目も解説しています。一項目につき見開き二ページで解説されていて、とても読みやすくできています。
エンジンチューニングに興味を持ったら、まずはこの本を読むことをお勧めします。
「高性能エンジンを新たに設計する」という、技術的に高度な内容で、素人のエンジンいじりにはあまり参考になりませんが、読み物として面白かったです。
内容は高度ですが、文章は読みやすいですよ。
マツダ/ユーノスロードスターに惹かれる所があるなら、楽しく読めると思います。
サスペンションセッティングについても説明があります。トーとかキャンバーをどのように調整したらいいかの解説をあまりみたことが無いので、この本が参考になりました。
余談ですが NB、NCロードスター開発主査 貴島孝雄氏のコラムで著者のポール フレール氏が NC型ロードスターを運転している様子を見ることができます。
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