2010年2月27日作成 2010年2月27日更新

2009年3月27日〜3月31日作業

ロードスターの中古エンジンを自分でオーバーホール

加工・洗浄編

エンジン組立編

今回のオーバーホールで用意した部品たち

品番 数量 小計備考
ピストンセット STD B6Z4-11-SA0 4 18,560 ファミリア E-BG6P B6エンジン用
ピストンリング セット STD B6Y5-11-SC0 1 12,540 ファミリア E-BG6P B6エンジン用
メインベアリングメタル セット STD B6Y3-11-SG0 1 12,100
コンロッドメタル セット STD B6Y3-11-SE0 1 7,910
スラストメタル セット STD B6Y3-11-SJ0 1 2,750
ヘッドカバー ガスケット B61P-10-235B 1 2,490
シリンダーヘッドガスケット B6F4-10-271B 1 4,990
バルブシール B660-10-155 16 8,640
エキマニ ガスケット B695-13-460A 1 1,290
インマニ ガスケット B61P-13-111 1 680
チューブラー ピン B630-10-306 1 140 作業中一個つぶしたので注文
オイル シール カムシャフト FS05-10-602A 2 1,520
O リング クランクアングルセンサー 9954-10-3801 1 240
オイルパン ガスケット F B6F4-10-427 1 1,110
オイルパン ガスケット R B6F4-10-428 1 1,110
オイル シール クランク F B3C7-10-602A 1 680
オイル シール クランク R BP05-11-312 1 2,300
タイミング ベルト B6S7-12-SF0A 1 5,500
オイルストレイナー ガスケット 0810-14-171B 1 210
オイル ポンプ ガスケット B621-14-113 1 660
O リング レベルゲージ 9954-10-0907 1 120
ガスケット スロットル B6S7-13-655 1 240
エアー バルブ O リング B6S7-13-ZC7 1 570
ウォーター ホース NO.1 NA75-61-211 1 1,050ヒーター
ウォーター ホース NO.2 N007-61-212 1 1,200ヒーター
サーモスタット B3H7-15-171A 1 1,770
サーモスタットカバー ガスケット B621-15-173 2 580 後ろと前に一個づつ使う
ウォーター ポンプ O リング B61P-15-106A 1 130
ウォーター ポンプ ガスケット B6BF-15-116 1 680 社外品ウォーターポンプに付属してた
(注文不要だった)
ウォーターポンプイン ガスケット B366-15-165 1 340
O リング ウォーターポンプ E301-15-287 1 130
社外品 ウォーターポンプ GWMZ-35A 1 5,736 純正部品の約半額 モノタロウで購入
合計97,966円(税抜)

中古エンジンのNA6CE 1992年 車体番号 166xxx で部品注文。車体番号によって部品番号は変ります。部品番号と価格は時々変更されますよ

中古エンジンを買うときには、年式と車体番号のわかるものにしないと、部品を注文する時に困るかも。

ピストンリングの組み付け。

ロードスターの 1stリングと 2ndリングには上面に“R”の刻印があって向きを判断できるんだけど、ファミリアの 1stリングにはこれが無かった。リングの断面を見ても上下の形状の違いが無いように見える。よくわからないのでなんとなく組んだ。

ピストンリングプライヤーが無くても、指で問題なく作業できた。

ピストンを暖めておくとピストンピンを入れ易いので、ストーブで暖め中。

暖めておくとスルリと入る。

ピストン完成。

オイルポンプにはたっぷりとオイルを付けて組み立てる。オイル不足だとオイルパンからオイルを吸い上げてくれないぞ。

井戸のポンプの呼び水みたいな感じだね。

エンジンスタンドへエンジンを載せるのに M10×70mm ピッチ 1.25mmのボルト買いにホームセンターに行ったけど、ピッチ 1.5mmしかなかった。しかたないので、ピッチ 1.5mmのボルトをダイスでネジを切って使った。仮止めならこれでいいでしょう。

ストレートの通販で 8,820円で買ったエンジンスタンドに無事乗った。

クランクシャフトを載せてみた。

ピストンを付けてみた。800円か900円くらいの安物ピストンリングコンプレッサーだけど問題なく使える。

オイルポンプを乗せた。

クランクのリア側オイルシールが付く枠。オイルシールは後からハメ込んだ。

バッフルプレート。

液体ガスケットの付く面は脱脂しておく。

オイルパンを付ける直前。

脱脂してから液体ガスケットを塗る。オイルパン側も脱脂しておく。

ヘッドガスケットを乗せて

シリンダーヘッドが付いた。

カムを付けてウォーターポンプを付けて組立完了。

組立は朝から始めて夕方に終わった。ただ、オーバーホールしたHLAが縮まなくてタイミングベルトを張ることができなかったので、そこだけ二日後に行った。

エンジンの組立は難しそうだなぁと思っていたけど、実際にやってみるとそんな事は全然無く、すんなりと作業できた。

エンジン載せ換え編に続く


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